ジュネーブ・モン・ブラン橋。
永世中立国であるスイス、私から見ると何もかもが独創的に見えるこの国を訪れた。
今回は街で見つけた交通規制を少しだけ紹介します。
こちらのサイトではスイスの政治、経済、文化、社会、科学、各分野を紹介しています。
スイス公共放送協会
http://www.swissinfo.ch/jpn
大聖堂からチューリッヒ市街を展望。
チューリッヒ中央駅前を走りまくるトラム。
swissは右側通行。
ちょっと分かりにくですが、自転車の女性が車線の中央(自転車レーン)を走行しています。
手前の車が直進の車、自転車の奥の車が右折の車です。
右端が右折車レーン、その左隣が自転車レーン、その左が直進車レーンになります。
写真の右奥に注目してください。
車道右端を走ってきた自転車はそのまま自転車レーン(黄色点線部)を直進、車が右折したい場合にはその直進自転車の走行を邪魔をしないように自転車レーンを跨いで右折レーンに進路変更が必要になります。
よって交差点では直進自転車の右手に右折自動車が位置するため、右折車による直進自転車巻き込み事故は物理的になくなる、右折車もスムーズな右折ができる。
日本では左側通行。
左折レーンを設定して直進車レーンとの間に直進自転車レーンを設けると自転車はそのまま直進、左折車は注意して自転車レーンを跨いで左折車線に車線変更することで交差点で巻き込み事故はなくなる。
車の方が直進自転車優先を意識してあげることでスムージングな流れに、スイスでは歩行者優先で、歩行者に車や電車が合わせているようです。
ゆる〜いですがスムーズに流れ、結果的にメッチャ生産性が高く合理的?
最近うちの近所では、高校生の自転車と車の接触事故が多いです、少しでも事故が減るようにできないのか?
生徒にだけ規則を強制するのではなく、もっと歩行者、自転車、二輪車が自動車と共存できるシステムを作りあげることで、本当の意味での豊かさを享受できるのではないだろうか?